ビビリフクロウの足跡

いつもお世話になっているインターネットへの恩返し

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Haproxy Ingress Controllerの導入

OpenShiftではおなじみのroute機能を、Kubernetes上でもIngressを使って再現してみたいと思います。 まずはDNSワイルドカードの有効化から。今回は*.ha-kubernetes.internalというアドレスをhaproxyポッドに割り当てます。 DNSサーバの設定 DNSワイルドカー…

Kubernetes環境にDashboardとDNSサービスをデプロイする

前回作成したマルチマスターKubernetes環境はKubernetesの最小構成なので、今回はDashboardとDNSサービスをデプロイしたいと思います。 まずはDashboardのデプロイから。 Dashboardの設定 kube-controller-managerの設定で、ServiceAccountがAPIサーバとの通…

複数マスターを持つ高可用性Kubernetesクラスタを作る

先日、keepalivedを用いてhaproxyを冗長化する記事を上げましたが、この高可用性ロードバランサを用いて複数マスターを持つ高可用性Kubernetestクラスタを作ってみたので、その手順を公開いたします。 環境 アーキテクチャはシンプルで、kubeletやkubectlのA…

haproxyをkeepalivedで冗長化して高可用性ロードバランサを構築する

ロードバランサとして活用できるhaproxyですが、ロードバランサ冗長性確保用デーモンであるkeepalivedを使って冗長化してみたので、その手法をメモしておきます。 なんでいきなりhaproxy + keepalivedかというと、Kubernetesの冗長化においてkubeletやkubect…

今更ながらECSを試してみた

Dockerコンテナはこれまで自前でコンテナホストを建てて実行してましたが、パブリッククラウドで使うとどんな使用感なんだろう?と気になり、今更ですがAmazon ECSを使ってみました。今回は簡単にタスクを1個定義して実行してみただけですが、メモとして記事…

rktをインストールしてコンテナを起動してみた

巷でコンテナランタイムといえばまだまだDockerが有名ですが、他にもrkt、containerd、LXD、cri-oなど、いろいろあります。今回はrktをDebian 9にインストールしてコンテナを上げてみたのでその手順をメモメモです。 sidを登録 $ sudo vi /etc/apt/sources.l…

oVirt用のクラウドイメージテンプレートの作り方

またまたoVirtネタです。oVirtではcloud-initを使ってテンプレートからVMをプロビジョニングし、ネットワークなどの初期設定を行うことができます。これを実現するにはプロビジョニング元のテンプレートにcloud-initをインストールする必要があるのですが、…